• HOME
  • >
  • 経営
  • >
  • 【廃業を回避させる】人手不足を解消するための対策を解説

かがやきM&Aお問合せはこちらから(秘密厳守)

×

    お問い合わせありがとうございます。

    はじめにお問い合わせの種類を教えて下さい。

    直近の決算資料より、以下項目を記入してください

    簿価純資産 千円

    (決算書貸借対照表の右下「純資産の部」合計額を入力ください)

    簿外資産、含み益 千円

    (土地・有価証券・保険積立金等の簿価が時価よりも高ければ含み益となります。全額損金の生命保険があれば簿外資産となります。それらがわかればより正しい評価額がわかります。合計額を入力ください)

    簿外負債、含み損 千円

    (退職引当金や貸倒引当金が未計上の場合、は簿外負債となります。土地・有価証券・棚卸資産が時価よりも低い場合、売掛金の中に貸倒があれば、含み損となります。それらがわかればより正しい評価額がわかります。合計額を入力ください)

    年平均経常利益+減価償却費 千円

    (決算書の損益計算書から経常利益と減価償却費を加算し、3年分を算出して3で割り、年平均額を入力ください)

    ビジネスモデル

    (フロー型ビジネスとは「商品やサービスを都度販売する売り切り型ビジネス」を指し、ストック型ビジネスは「定額サービスの提供によって継続的に収益が入るビジネス」を指します。不明の場合はフロー型を選択ください)

    次へ

    ありがとうございます。会社名、ご担当者様のお名前をご入力ください。

    次へ

    続いて、ご連絡先をご入力ください。

    次へ

    ご関心のある内容を教えてください。

    最後に相談内容について教えてください。

    次へ

    こちらの内容でお間違いないでしょうか?問題なければ「送信する」ボタンを押してください。

    お問い合わせ区分
    会社名
    お名前
    電話番号
    メールアドレス
    関心のある内容
    ご相談内容
    メールお問い合わせ(秘密厳守)

    M&Aに関する情報発信 COLUMN

    【廃業を回避させる】人手不足を解消するための対策を解説

    2021/03/09

    経営

    日本の経済環境の大きな問題の一つは、少子高齢化による人手不足、もしくは生産人口の減少と言えます。

    政府が推進する働き方改革もその大きな要因の一つと言えるでしょう。
    人材不足、人手不足がより深刻な問題となっている昨今、中小企業にとって解決に向けて動くことが急務です。

    そこで今回は、中小企業が抱える人手不足の根本的な原因と、人手不足の解消に向けての対策を解説します。

    中小企業のほうが、より深刻な人材不足

    中小企業白書によると、規模の小さい会社ほど人材が不足していることが分かります。求人を増やしてみても、希望者はそれを大きく下回ることがほとんどです。

    雇用を増やした人数は、従業員が500人以上の企業は増加していますが、従業員が30人以下の企業は雇用者数も減少しています。

    どのような人材が不足するのか?

    人材は大きく2つのタイプに分けられます。専門性の高いスキルを持ち、各部門の中心的な役割を担う「専門人材」「中核人材」というタイプと、中核人材からの指示で業務をおこなっていく「労働人材」「業務人材」になります。

    中小企業では一般的に、中核人材よりも労働人材のほうが不足していることが多くなっています。

    職種によって求職ニーズが変わる

    現代では、労働環境が厳しい職種のニーズが非常に低くなっています。労働環境がつらい仕事は相対的に経営されているのです。

    有効求人倍率も、たとえば建設業では3倍を超えているケースもあります。1人の労働者に対して3つの求職枠がある状態です。

    人手不足が横行している業界とは?

    さまざまな企業が人手不足を抱えており、さまざまな対策を施しています。特に、人手不足が深刻なのは、サービス業、建設業、運送業といった業界です。

    離職率ももちろん高いですが、そもそもの就職率も減少しています。人手不足が圧倒的に蔓延するこれらの業界は、それぞれ原因が深刻です。

    サービス業(飲食など)

    農林水産省の調査によると、製造業や小売業に比べて、約2倍程度の人手不足に陥っています。

    離職率が高いことも原因の一つであり、女性雇用者が多いことで、出産・育児が離職理由となっているケースもあります。

    サービス業は特に所定外労働も多く存在しており、50%を占める離職率につながっています。

    建設業

    建設業は、若者の就職者が激減している業界です。激しい肉体労働を重ねるため、体力を要求されるだけでなく危険もともなう仕事となっています。

    ほかの業種と異なり、日給で支払われることが多い業界でもあります。そのため収入が安定しにくい点も就職率が低い理由の一つでしょう。

    若者世代の減少が深刻なため、全体の労働者が減少の一途をたどっています。

    運送業

    運送業も若者を中心に人手不足に陥っています。現在、トラック運転手の約7割が40代以上となっています。

    その上、インターネット情報網がますます普及したことによって、運送業の需要が高まっており、人手不足とトラック不足が蔓延しているのです。

    特に個人宅への配達の需要が急激に増えています。インターネット通販は、当日配達・送料無料などますますサービス拡大の一途をたどっていますが、ますます配達員、運搬員の人手不足は深刻な問題の一つと言えるでしょう。

    人材不足の原因

    人手不足の原因は、深刻です。代表的な理由に以下のものがあります。

    1、労働人口の減少

    少子高齢社会となった日本。労働人口の減少がさまざまなところで深刻化してきました。
    高齢になっても労働者として働ける社会を作ったり、外国人労働者の受け入れ枠を増やすなどして人手不足に対処しようとしています。しかし、いずれも根本的な解決までは至っておりません。

    2、技術革新によるコスト削減

    技術革新によって人ができる仕事の量は減っています。必要な人材は高い専門性を持った人材です。そのような人材が圧倒的に不足しています。

    3、職種による人材がアンバランス

    多くの業界で人手が不足していますが、一方で仕事に就けない人も多くいます。これは、雇用する側と仕事を探している側との仕事のミスマッチが原因です。

    人手不足の対策

    代表的な人手不足を解消するための対策をいくつか考えていきましょう。

    1、働き方改革

    現在、国では働き方改革に力を入れています。働き方改革とは、日本の労働環境問題を改善させることで、労働者を増やしたり生産性の向上を狙った政策のことです。

    慢性的な人手不足の解消のため、労働できる年齢の引き上げや女性の社会参加などを目的としています。

    働き方改革に取り組んでいること自体がアピールとなり、人材が確保しやすくなったり、どのようなことをおこなっているかアピールすることで、求人活動のPRにつながることが大切です。

    2、業務の効率化・自動化

    人手不足の解消のための業務の効率化・自動化は、主に製造業界で積極的に進められています。

    業務の効率化や自動化は、業界によってほとんど進んでいない場合もあります。
    そのような業界では積極的に取り組んでいる企業ほど注目されやすいというメリットがあります。

    3、魅力ある企業、将来性

    近年、インターネット活用した情報発信により、企業文化を知ってもらうというケースが多く存在します。

    SNSなどを社長が使うことで、社長の人柄、企業文化などを上手くアピールしている企業には人材が集まりやすい時代となっています。

    今後は、自社の魅力をいかに発信するかが大切になっているのです。

    4、採用条件の変更

    中小企業の人材採用で失敗しやすいのが、中途採用です。中途採用をおこなう際、欠員の穴埋めができるよう即戦力を求めてしまうでしょう。

    しかし、それほどレベルの高い人材が来る可能性が低く、他社との争奪戦になることもしばしば。即戦力としてのスキルや能力だけでなく、自社に合った人物かどうかの内面を求めるほうが良いケースがあります。

    5、労働環境の改善

    採用したいという人材から採用を辞退されるケースも少なくありません。
    本当の理由を本人から聞けることはあまりなく、実際は労働環境を見て辞退することはよくあるでしょう。

    労働環境の改善が必要な場合、直接仕事に関係のない部分も含まれることがあります。客観的な視点を持って改善していくことも大切です。

    まとめ

    人手不足による倒産、廃業を回避するには、根本的な改革が求められることがあります。

    働き手の不足は深刻化しています。

    人手不足の解消には、M&Aが必要なケースもあり、それには実績を積み重ねた専門家の知恵が役立ちます。

    あらゆる手段を用いて、人材不足の解消を目指していきましょう。

    このブログは、非常に専門的な内容をお伝えしていますので、一通り目を通していただければ相当な知識が得られます。
    ただし記事数が多く、すべてを一度に読むのは困難です(記事一覧はこちら)。
    下記よりメールアドレスをご登録いただければ、役立つM&A情報や最新ニュースをお知らせいたします。

      この記事と一緒に読まれている記事