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    M&Aに関する情報発信 COLUMN

    家業を継ぐメリットやデメリットを解説

    2022/03/07

    経営

    事業承継は中小企業にとって悩みのタネの一つ。実家が家業をおこなっている場合は、特にそうなっています。

    サラリーマンを辞めて家業を継ぐ人も中にはいるでしょうが、職業自由の時代、そうとも限らない。サラリーマンにはサラリーマンの悩み、経営者には経営者の悩みがある。サラリーマンが経営者に転身することになったきっかけは何だろうか。家業をつぐ際のメリット、デメリットについて考えてみましょう。

    そもそも「家業」とは何か

    一体「家業」とは何だろうか。どんな時に使う言葉だろうか。似た言葉では「稼業」という言葉もある。ここでは2つの意味について考えてみます。

    家業には2つの意味がある

    一般的に、「家業」は2つの意味を持っています。一つは生計を立てるという意味で、他の言葉では「生業(なりわい)」と言う言葉で言い換えることができます。株式会社であろうが、個人事業主であろうが、あまり関係ないでしょう。
    たとえば、「実家のお店を引き継ぐ」とか「実家の会社を継ぐ」などがそれにあたります。

    それ以外に、代々受け継がれてきた仕事、会社、お店の商売、それを家業と呼ぶことがあります。それがもう一つの「家業」です。世襲みたいに承継されてきた職業、仕事を受け継ぐという意味で使われる時に、「家業」を継ぐとなります。

    家業を継ぐメリット

    家業を継ぐことがおいしいと思う時、事業を承継できることのメリットがあると考えます。それについてここでは考えてみます。

    自分の決断で仕事ができる

    サラリーマンの仕事もある程度、自分の決断・裁量で仕事はできます。しかし、それは組織の中での話。家業を継げば、あらゆることが自分の自由となります。組織としては規模が小さいだろうが、それでも自分でコミュニケーションを取り、自由にビジネスを展開、拡大できると思います。

    事業展開を含めて、どんな方向で仕事をしていくか、自由自在です。
    サラリーマンと違って、時間的な拘束や場所の制約も、ほぼないのが、家業の良いところです。

    リスクが少ない

    先代から承継した状態によるが、基本的にはリスクが少ない。それが事業承継です。ゼロから立ち上げるわけではないので、事業承継直後には当然、固定客がある一定数います。

    事業をおこなう中で、顧客がすでにいることはどれほど有利で、リスクが少ない状態か。技術やノウハウを承継されることも多いが、それよりも一定の固定客がすでにいるということは非常に心強いという印象です。

    収益が自由になる

    事業が順調であるとしてたら、サラリーマンの頃よりも確実に収入が増えることが多い。通常、サラリーマンである場合、会社が得た収益を自分の自由にできることは少ない。
    しかし、家業なら、家族に分配したり、自分の自由に収益を使うことができます。法律上、問題なければ、家族へ分配することもできます。

    定年がない

    経営者の高齢化は、現代においてそう珍しくなくなっています。健康に問題のない高齢の経営者が多くなっていて、何歳になっても定年がないことは家業のメリットの一つです。

    将来、家族に事業承継ができる

    家業を継いだので、将来子どもに事業を承継できることも可能です。事業は時代によっては収益が低くなっているかもしれませんが、会社自体を引き継いでもらうこともできます。

    家業を継ぐデメリット

    次に家業を継ぐデメリットを紹介します。

    事業拡大が難しい

    家業自体が家族ができる仕事の範囲となっているので、家業を拡大することが難しくなっていることが多い。
    従業員を雇えば、事業拡大も可能だろうが、従業員を雇うほどの収益は手にしていない事業の場合、非常に困難だ。
    家族が生活できる範囲でしか事業を拡大にできないということも家業のデメリットの一つとなります。

    事業の転換が難しい

    事業やお店、会社に歴史があればあるほど、家業を守るという意識が働くことが多い。歴史や文化を守ることはもちろん大切です。しかし、事業自体は時代の流れに影響を受けます。時代が進むにつれて、事業自体が世の中に求められなくなっていきます。そのために、今の事業を辞めて新しい事業に切り替えることは非常に難しくなります。

    経営判断を間違えやすい

    家業の経営判断は、ほとんど一人の経営者が決断することが多いです。そのため客観性を失って間違った決断をすることもしばしば。経営判断を間違えると、取り返しがつかない状態になることも家業の規模では存在します。

    負債を背負うことも

    家業でも借金がないことが理想ですが、そうとは限りません。経営者が多額の借金の保証人になっていることもあります。中小企業は特に金融機関から設備投資、運転資金の融資を受けていることが一般的です。それらは長期で借りているので、当然その負債も引き継ぐことになります。

    収益を高くするのが難しい

    事業を展開する、大きくするのが難しいのと同じく、もう一つ難しいのは、収益を高くすることです。

    家族が従業員として働いている時は、尚更、収益を高くするのは難しく思えます。収益を高くするには、生産性を上げるために効率よく働いたり、仕入れ値を下げたり、販売価格を上げたりすることが多い。これらは家族と一緒に働いている環境だと、どうしてもやりにくいです。

    まとめ

    今回は、家業をついで経営社に転身する時のメリットやデメリットをご紹介しました。家業を継ぐ場合、デメリットよりもメリットを参考にして検討したいのが普通です。

    良い家業を継ぐ条件は、既存の利益、性格、従業員や顧客の満足度などが挙げられ、社長が一番勉強することが多いです。
    良い経営者がいる会社が良い企業になるので、経営者のさらなるレベルアップを目指すのが良いでしょう。

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