- どんなに頑張っても営業成績が思ったように伸びない
- どこに問題があるのかわからない
と、成約率に伸び悩んでいる方もいるのではないでしょうか。インターネットの普及により商品やサービスの情報が簡単に得られる時代となり、自分のスキルを高めようとセミナーに参加する方も増えてきました。この記事では、セミナーに参加するメリットや営業職に求められるスキルを紹介していきます。
営業力を高める大切さ
昨今では、営業力を高めようとセミナーに参加する人が増えています。一昔前までは商品やサービスの情報を得るために営業担当者が必要とされていましたが、インターネットの普及により情報が簡単に得られる時代となりました。
そのため、インターネットに乗っていない情報をプラスアルファ盛り込み、他者との差別化を図る。「〇〇さんにもう一度会いたい」と思わせることが重要です。お客様は今抱えている悩みや問題、課題を解決できるのではないかと商品やサービスに対しての質問を投げかけます。言葉や顔の表情などからお客様の潜在ニーズを見逃さないよう、くみ取ることが大切です。
セミナーと研修の違いって?
セミナーと研修の違いとして、「自発的に参加する」のか「強制されて参加する」のかという違いがあります。セミナーは自発的に参加するもので、意欲が高く、自分に足りないものやスキルをアップするために参加するものと考えられています。
もう1つは、学べる内容の違いです。研修は会社が社員に求める知識を学ぶための内容となっていますが、セミナーは主催者が内容を決めているので、参加者は得たい知識やスキルに合わせて学べる内容を決めることができます。
セミナーに参加するメリット
セミナーに参加すると仕事やプライベートでは知り合うことのない人たちと、交流ができるメリットがあります。同じテーマに関心がある人たちとの出会いから、新しい仕事に発展したり、新しい仲間が生まれたりすることも少なくありません。
さらに、セミナー講師が持っているノウハウやあまり知られていない最新情報を得ることもできます。インターネットや書籍には書かれていない有益な情報に触れられるのが魅力です。
セミナーに参加するデメリット
とはいえ、デメリットもあります。目新しい情報を取得したいと思いセミナーに参加しても、講師が選んだ情報が自分の希望通りになるとは限りません。初めて参加するセミナーではそういった失敗を経験した方も少なくないので、信頼できる人からの紹介や情報などから参加する方法も検討してみてください。
営業職に求められるスキル
営業職に求められる主なスキルを、以下の3つをご紹介します。
- ヒアリング力
- コミュニケーション能力
- データ分析
ヒアリング力
ヒアリング力とは「相手が何を求めているのか」という問題を引き出し、発見する力とも言えるでしょう。お客様が自社の商品を購入する目的は「今困っていることが解決できる」に尽きます。あなたはスーパーに買い物に行った際、必要なもの以外のものを購入しますか?
お客様に提案する商品やサービスに興味を持ってもらうために、必要なことは「相手のニーズをくみ取るヒアリング力」です。商品をすすめるだけでは、本当に必要なものなのか判断しかねることもあります。話す相手が気づいていないような潜在ニーズを探り、相手に気づいてもらう力が必要なのです。
コミュニケーション能力
「口下手だから営業職には向いていない」と口にする方も少なくないでしょう。しかし、コミュニケーション能力は「会話のキャッチボール」ができるかどうかで決まってきます。普段は口下手でも、営業職に向いている方も多いです。
コミュニケーション能力を磨こうと思っても、すぐに習得できるものではありません。お客様の前だと、緊張してうまく話せないなど落ち込むこともあるでしょう。まずは、自社の商品の説明をするのではなく、お客様が困っていることや潜在ニーズなどをスムーズに聞き出すスキルを養ってみてください。
さらに、何度も通い続けることで信頼関係を築き、相手の質問に対して的確な返答ができ、適切な質問ができるようにコミュニケーション能力を磨くことが大切です。
データ分析力
- どんなに頑張っても営業成績が思ったように伸びない
- どこに問題があるのかわからない など
いくら営業しても、自社の商品が相手のニーズがなければ成約にはつながりません。顧客のニーズを把握することが重要です。経験や勘ではなく「販売価格は妥当か?」「顧客がどの商品を買う傾向にあるのか」を把握し、データに基づいた営業分析をすることで、業績アップにつなげることができます。
まとめ
簡単に情報を得られる時代になったからこそ、営業職に求められるスキルが変わってきました。お客様がほしい商品であっても、信頼関係がなければ成約につながらない可能性もあるでしょう。営業成績やスキルを上げるために営業セミナーへ参加し、他の営業担当者と差別化を図ってみてはいかがでしょうか。